<潜在意識の活用>5.15

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遺伝子工学の世界的権威として有名な筑波大学名誉教授の村上和雄先生が4月13日、逝去なさいました。
著書の中で書かれていることですが、
遺伝子を研究する中で、その構造や働きが眠っている遺伝子のスイッチをオンにすることができれば、
「こうあってほしい」と望むようなことは、ほぼ100%可能といってもいいと思います。
それどころか、頭で考えて「こんなことはダメだろう」と思うようなことも可能にする能力を、
私たちの遺伝子は持っていると考えられます。
科学的に見た可能性の限界など、全く意味がありません。
人間の想像をはるかに超えた情報が、遺伝子には書き込まれているのです
人間という存在を遺伝子レベルで見れば、
学校の成績が良かろうが悪かろうが、
身体が強かろうが弱かろうが、
99.5%以上は誰でも同じです。
能力に差があるとすれば、遺伝子を眠らせているか、目覚めさせているかの違いだけです
その違いは、心のありようや環境などによって生じます。
人との出会いや環境の変化などによって、眠れる遺伝子のスイッチがオンになるとき、
人は生きながらにして生まれ変わることができるのです。
万感の書物に匹敵する膨大な遺伝子情報を極微な空間に書き込み、
しかも、それを一切の休みなく作動させている遺伝子とは、まさに奇跡としか表現のしようがないものです。
人間の理性や知性をはるかに超えたものの働きによって誕生したと考えるしかありません。
私はそこに人智を超えたものの存在を感ずるのです。
そういう存在を、「偉大なる何か」という意味で、私は「サムシング・グレート」と呼んできました。
サムシング・グレートとは、具体的なかたちを提示して、断言できるような存在ではありません。
大自然の偉大な力ともいえますが、神といってもいいし、仏といってもいいような存在です。
とらえ方は自由なのですが、ただ、私たち生命体の大本には何か不思議な力が働いていて、
それが私たちを生かしている。私たちはそれによって生かされている、
という気持ちを忘れてはいけない
と思います。
と、おしゃっています。
私たちが生きている世の中は、目に見えないものの方から大きな影響を与えているといわれていますが、特にここ数年前そのこと理解する人が増えてきましたように思います。
わたしたちの中にその力が働いているということを自覚するとき、自分の中の無限の可能性を信じることができます

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